予防歯科
予防歯科
予防歯科とは、虫歯になってから治療を行うのではなく「虫歯になる前に予防する」という考え方です。そのためには、歯科医院でのプロフェッショナルケアと、自宅で行うセルフケアの両方を行うことが大切です。セルフケアだけでは、歯垢や歯石を完全に取り除き切ることができません。
定期的な検診やPMTCを行い、虫歯や歯周病にならない健康な歯を維持していきましょう。
ご自身の口腔内の状況をしっかりとご自身で把握し、トラブルを予防していくように心がけていきましょう!
それぞれの人がかかりやすい疾患や、その原因を、正確に審査、診断することから治療、予防の第一歩が始まります。
年齢、歯の部位、細菌の種類と数、唾液や歯の性質など、いくつかの要素が重なった時に歯や歯周組織の病気にかかります。予防はその危険度に応じて、危険性のある部位や全身の状態などを知った上で行うことが効果的です。
治療の終わりは、再発防止のスタートラインです。
歯医者さんでの虫歯治療、歯周病の治療を終えた後には、ご自身の歯ブラシで口腔内の健康を維持していかなくてはいけません。定期歯科検診に通っていただいても日常の歯磨きが適切でないと、お口の中のトラブルが起きてしまいます。逆に言うと毎日の歯磨きが上手になれば、お口の中は快適に保てます。
患者様のお口の健康のために、歯科衛生士により歯磨きの仕方を指導させていただきます。
虫歯、歯周病などの再発を日々の習慣と定期健診でしっかり予防していきましょう!
妊娠中のつわりなどが原因でうまく歯ブラシを使用できないと、虫歯や歯周病が知らず知らずのうちに進行してしまう可能性があります。
人によっては歯ブラシを少し口に入れただけで気分が悪くなってしまう方もいます。しっかり予防ケアを行い虫歯、歯周病を予防しましょう。
妊娠中は女性ホルモンのバランスが乱れることで、歯肉炎が進行しやすくなり、症状が進むと低体重児出生リスクが高まります。また、妊娠性歯肉炎という病気を発症してしまう方もいます。
これから生まれてくる赤ちゃんのためにも、ご自身のお口の健康状態を見直して改善、予防していくことが大切です。
産まれてくる赤ちゃんのお口には虫歯菌はいません。それではなぜ子どもは虫歯になってしまうのでしょうか?それはお母さんやお父さんなどの、身近な大人とのスキンシップや食事などによって虫歯菌は感染してしまうからなのです。出産を機にご家族での予防ケアを積極的に行い、お口の中の菌数を可能な限り減らしていきましょう。
歯ブラシの使用時にはサイズの小さいものを使用すると吐き気が起こりにくいです。歯磨き粉のにおいが刺激になってしまう場合は使用を控えるようにしましょう。どうしても吐き気が強いときは無理して歯ブラシせず、うがい薬を使用し、清潔な口腔環境を保つように心がけて下さい。
可能であれば歯間ブラシ、デンタルフロス(糸ようじ)を使用しての清掃をしましょう。
当院では清掃時には苦しくならないよう、体勢を調整しながら超音波スケーラーによる清掃を行い、ご出産までの間に出来るだけ口腔内の菌の数を減少させるようにします。
吐き気が起こりにくいような歯磨き指導、産まれてくるお子さんのお口の中の環境のために大事なお話をさせていただきます。
小児の虫歯予防で大切なのは歯磨き指導、間食の見直し、フッ素の使用です。虫歯の治療で「大変な思いをした、お子さんに同じ思いをさせたくない。」そう思う方も少なくないはずです。今からできる予防ケアを一緒に考え、お子さんを虫歯から守っていきましょう。
産まれてくる赤ちゃんのお口に虫歯菌はいません。それではなぜ子どもは虫歯になってしまうのでしょうか?それはお母さんやお父さんなどの、身近な大人とのスキンシップや食事などによって虫歯菌は感染してしまうからなのです。
お子さんはまだご自身のお口の中を上手に歯磨きすることは出来ません。最終的にはお子さんご自身にブラッシングを身につけることはとても大切なことですが、不十分なブラッシングのまま日常を過ごしてしまうと歯石の付着、虫歯、歯肉炎などの状態になってしまいます。それを予防するためには、親御さんによる仕上げみがきがとても重要になるのです。
ポイントを押さえ、毎日しっかり続けてあげて下さい。
日本の成人の80%が歯周病と言われています。成人以降の歯を失う原因の50%以上を占めています。
歯を失うだけではなく、誤嚥性肺炎や感染性心内膜炎などの命に関わる病気の原因にもなります。当院では歯周病治療と予防に特に力を入れており、できるだけ歯を失わず残していけるよう予防治療を行います。
歯周病の原因は、大きく2つに分けられます。
プラークは多くの種類の細菌が増殖してかたまりとなったもので、ブラッシングが充分でなかったり、砂糖を過剰に摂取したりすると、細菌がネバネバした物質を作り出し、歯の表面に付着します。プラークは粘着性が強くうがいをした程度では落ちません。また、歯垢は取り除かなければ硬くなり、歯石と言われる物質に変化し歯の表面に強固に付着します。これはブラッシングだけでは取り除くことができません。歯周病細菌は酸素の少ない場所を好むため、主に歯周ポケットの中に存在します。
そして、毒素や酸素を放出して歯周組織を破壊していき歯周病が進行していきます。
歯周病の直接の原因はプラークですが、「口腔内の環境」や「生活習慣」の中には間接的に歯周病を悪化させるリスクファクターと呼ばれる危険因子が潜んでいます。歯周病が生活習慣病の一つといわれるのはそのためです。
このような方は歯周病になりやすかったり、進行が速い傾向にあったりします。歯周病予防には、適切な歯みがきでプラークを取り除くことが基本ですが、歯周病のリスクファクターを少なくすることも大切です。
入れ歯を使用している患者様の歯の数が少なくなるほど、咬む力は弱くなってしまいます。入れ歯の支えになっている歯をしっかりと守っていくために、定期的な予防ケアを積極的に取り入れ、口腔内の汚れがない状態をしっかりと維持していきましょう。部分入れ歯を利用されている患者様は、入れ歯のばねをかけている、支えになっている歯があります。その支えになっている歯を予防ケアで虫歯、歯周病からしっかりと守ります。
予防ケアを積極的に取り入れることで虫歯治療、抜歯など入れ歯の作り直しが必要になってしまうことがないように生活を守っていきましょう。
歯医者さんでの虫歯治療、歯周病の治療を終えた後には、ご自身の歯ブラシで口腔内の健康を維持していかなくてはいけません。治療の終わりは再発防止のスタートラインなのです。衛生士がブラッシングの重要性、方法の指導、ツールの紹介などを行います。そして正確な歯ブラシのやり方を身に付けることで、苦手な部分や、まったく磨けていない部分の発生を予防しましょう!
そして年4回程度の定期健診で歯ブラシを正確に行えているか確認し、クリーニング、歯磨き指導をしっかり行い、虫歯や歯周病に対する早期発見、予防ケアを行っていきましょう!
各種取り揃えております。非常に細かい部分まで刷掃可能な高性能な歯ブラシから、1か月に一度新品を使用することを想定した12本セット1000円の歯ブラシなどリーズナブルな商品のご用意もあります。
初心者の方向けの物、プラーク除去率が高い物など、患者様に合ったものをおすすめ致します。
新生児から使用できる低フッ素濃度のジェルから通常のフッ素濃度のペーストまでご用意してあります。
歯周病、口臭に対して非常に効果の高い含嗽薬をご用意してあります。